電源に近い部分の配線がショートのために焼損してます。アセンブリでの交換では高額になるため、可能な限り焼損部分を作成してオリジナルと交換します。

多くのブレーキモーターは、原則的にブレーキが出力軸と反対側に位置し、日立製など、一部のブレーキモーターでは冷却ファンが出力軸部にあります。使用環境によってはファンの固着等もあり、分解するだけでも結構な時間がかかります。分解時に破損すると、部品が供給不可であったり、可能であっても納期が３か月もかかったりするので、細心の注意を払わなくてはなりません。

ふるいのようなものに装着され、粉末を落とす機械です。振動が大きそうなので各部の状態が不安でしたが、まめに給脂されていたようで、コイルの巻き直し及び、ベアリング交換等のオーバーホールで修理できました。

だいぶ古いフォード製トラクタの配線修理を承りました。保存状態は極めてよく、ボルト類もサビが少ないため、思いの他順調に作業ができました。

デンヨー製の発電機です。ショートによる過電流で配線が焼損したため、回路の一部を作成し、既存のものと交換しました。

このバスのようにバッテリボックスの換気が悪い機種では、ご覧のようにターミナルが腐食することがあります。バッテリ接続部の抵抗が増えて発熱し、場合によってはポールが溶けてしまいます。今回はバッテリ交換とともに、ターミナル部を修理させていただきました。

冷凍機の庫内用ファン、不良により交換です。部品の多くは国産でしたが、モーターだけはドイツ製でした。

モーター同様、こうしたポンプ類も使用環境とメンテナンス次第では数十年に渡って御使用になれます。このMH-28UFは洗浄機に使われるポンプですが、プランジャー部からの水漏れがあり、パッキンを交換することになりました。コーティングに若干の磨耗がありますが、部品代が高いので次回補修時にそっくり新品と交換するほうがいいという結論になり、今回はO/Hだけになりました。

80Aの冷凍機車オルタネーター修理です。新品だと２０万円ほどしますが、時間的な余裕があれば半額以下で修理できることも多いです。故障個所の修理だけでなく、オルタネーターの種類に応じて、レギュレーター等特定のパーツが弱い製品は、予防的に再生部品、もしくは新品との交換もご提案させていただきます。

自走式の台車に使用されているギヤモーターを修理させていただきました。取り外してしまえばモーター自体は一般的なものなのですが、台車にもぐりこんでの作業の上、重量もそこそこあるので大変です。